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「山の音」と「乱れる」 [映画]


山の音 [DVD]

山の音 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

橋本孤蔵さんのブログに
墓場まで持って行きたい、ベスト1の外国映画は『お熱いのがお好き』
日本映画のベスト1は『洲崎パラダイス・赤信号』
と書いてあるのを読んで
http://blog.livedoor.jp/sakamakikirara/

じゃあ、僕が“墓場まで持って行きたい映画”は何かと考えたところ、
思い浮かんだのは、成瀬巳喜男監督作品でした。
でも、一本だけを選ぶのは難しい。
基本的に成瀬映画には駄作というものは一本もなく、
代表作とされている『浮雲』以外にも、
傑作がたくさんあるからです。

乱れる [DVD]

乱れる [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝ビデオ
  • メディア: DVD

臨終の時、棺桶に入れてもらうことを考慮して、
DVD化されている中から選ぶとすれば、
『山の音』と『乱れる』でしょうか。
どちらもメロドラマのカテゴリーに区分けされてしまう作品ですが、
僕に言わせれば“ラブ・サスペンス”。
前者は貞淑な妻とその義父、後者は戦争未亡人とその義弟の
微笑ましいような日常を淡々と描きながら、
少しずつ、平凡な日常がパランスを崩し、
ドキドキのサスペンスに転じていく‥‥その演出が凄い。

DVDになっていない中では
『驟雨』と『秋立ちぬ』が特に好き。
この2作もできるなら棺桶に入れたい(笑)。
成瀬巳喜男という人は東京府四谷(現在の東京都新宿区)生まれで、
僕と同郷というのも、シンパシーを感じる理由かもしれません。

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